|
Vol.9〜 |
| Vol,11 WHO総会 先日、ジュネーブにてWHO総会に出席してまいりましたが、同時にインフルエンザのパネルが開催されWHOのケイジ・福田、米、加、墨の保健大臣が現状報告し、患者が比較的多く発生しているUK,日本等の政府代表がコメントしました。私は、我が国副大臣の後ろの席で聞いていました。UKの代表からP5をP6に上げるに際してはFlexibilityを持つ必要があるとのコメントに対し、渡辺副大臣もこれを支持する発言をしましたが、大変に時期を得た発言であったと思います。中国、ニュージーランド等いずれも支持発言をしていました。 びっくりしたのは、その後日本のメディアの人たちがどっと副大臣を取り囲み、「日本がP6に上げるのは慎重にすべきだと発言したのはじめてで方針の転換か」などやたら盛り上がって質問している雰囲気でした。UKの発言は、Flexibilityという言葉を使い、従来想定していた強毒性のビールスの地理的拡大基準をメカニカルに今回弱毒性のケースにあてはめることはせずに、今後想定される様々な状況を十分に見極めるFlxibilityをWHOに持たせるべきであるという発言でした。実は、M.チャン事務局長自身二つの大陸にまたがって発生したからといってパンデミックを示すP6にすることは、必要以上に不安感をあおり経済活動を含め不必要に悪影響を与えることになることを懸念し大変躊躇していました。おそらく、パネルの場所を利用して事前にWHO幹部とUKの保健省幹部が打ち合わせて発言したのだと思います。どうも、バランスを欠いた日本国内の過剰反応が気になります。水際作戦についても若干の国内侵入を遅らせる効果を持つだけで、専門家の間では疑問視されています。むしろ、一人一人が手を洗い、うがいをして、発熱、下痢、体の痛みなどの症状が出てきたら直ぐに医療機関に行くことが重要です。 ちなみにマスクをしている人はボストンの町中には一人もいません。ジュネーブ政府代表部の担当者が、WHOがインフルの説明会を開くと会場の半分以上を日本のメディアが占めてしまうという状況だそうです。 武見敬三 |
![]() |
| Vol.10 約10日間の長い日程でした。 ケニヤの首都ナイロビにてG8に対する政策提言をテーマにしたセミナーに参加し、ナイロビにあるアフリカ最大のスラムの保健・医療事情や郊外にある社会的に孤立した子供たちを支援する施設等を視察してきました。 また、ケニヤの人気対談番組に出演し、日本が人間の安全保障の考えに基づきアフリカの健康問題にいかに関心をもっているかを説明しました。 一日の休日を利用してナイロビ郊外にあるサファリ・パークに行きキリン、バッファロー、サイ等の動物を車の中から見てきました。この写真のサイは、どういうわけか我々の車が気にくわなかったようで突進してきた時の写真です。
しかし、100万人を超えるスラムの中は、汚物やゴミの中に住んでるようなもので保健衛生状況は最悪でした。エイズ感染者の割合も高く、政府の管理ができていないようでした。
武見 敬三 |
|||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
| ご報告が遅くなりましたが、下記勉強会を致しました。 武見 敬三 勉強会「国際保健と人間の安全保障」(国連フォー ラム・ハーバード公衆衛生大学院武見国際保健プロ グラム・ボストンJapan Society共催)のお知らせ 日時 2009年2月20日(金) 内容 ボストンにて国連フォー ラム・ハーバード公衆衛生大学院武見国際保健プロ グラム・ボストンJapan Societyの共催で勉強会を開催いたします。今回は、講師に前参議院議員・元厚生労働副大臣で、現在、ハーバード公衆衛生大学院リサーチ・フェ ロー、日本国際交流センターシニアー・フェローの 武見敬三さんをお招きし、「国際保健と人間の安全保障」という演題でお話を 伺います。 http://www.unforum.org/lectures/notice4.html |
|
Global Health Forum held 12-13 February 2009 in Rome
|
|||
| 世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)ミシェル・ガザッキン事務局長 |
アリエル・パブロス ー メンデズ
ロックフェラー財団グローバル・ヘルス・プログラム担当理事(中央)
ジャンピエロ・マソロ
イタリア外務省のG8サミットシェルパ(右)
|
||
| Negotiating Health in the 21st Century ジュネーブのグラジュエット・インストツーツ(Graduate Institute) 昨年10月21日の国際会議のウェブサイトです、講演の内容が載っています、宜しければご覧下さい。 武見の講演の題名 G8 and Global Health http://graduateinstitute.ch/globalhealth/page4128.html ご興味のある方は下記のサイトをご覧下さい、講演のビデオがご覧になれます。 これは私のサイトでは始めての試みです。 http://video.aol.com:80/video-detail/keizo-takemi-part-i/2582986720 |
| WHO・マリ政府主催国際保健閣僚級会議 11月17,18,19日 |
| 先日のWHO国際保健閣僚級会議に参加した際、主催国のマリ政府のシディべ首相との会見が首相府のHPに掲載されました。 内容は首相に日本がG8ホスト国としてGlobal・Healthの問題に2000年の沖縄サミット以来一貫して取り組んでおり、北海道・洞爺湖サミットでも保健システムにつき政策提案したこと、人間の安全保障に基づき人の健康は人間が人生をより有意義に過ごす基本的要素と見做されており、それは確保されるべき権利である、という話をしてきました。 フランス語ですが、下記アドレスをご覧下さい。 http://www.primature.gov.ml/index.php?option=com_content&task=view&id=1322&Itemid=1 |
Vol.9 |
| 以下に今回の国際会議の趣意書を記載いたします、少し長い文章ですが是非一度お読み下さい。 武見 敬三 G8北海道洞爺湖サミット・フオロ―アップ 本プロジェクトの実施主体である「国際保健の課題と日本の貢献」研究会 (通称:武見研究会)は、武見敬三 元厚生労働副大臣を主査に、政府関係者、援助実施機関、学者、NGO等多様なセクターの代表から構成され、2007年から2008年前半にかけては、5月の第4回アフリカ開発会議 (TICADIV)、7月のG8北海道洞爺湖サミットに向けて、国内外の専門家・実務者との対話および研究活動を行い、「人間の安全保障」という日本の外交理念に基づく政策提言を行いました。 同研究会の第2フェ―ズにあたる本活動は、(1)G8合意の行動指針に墓づき、保健システム強化に向けた具体策を明確にすること、(2)日本がサミット議長国を務めてきた過去―年間に醸成された保健システム強化に向けた政治的モメンタムを維持し、イタリアが議長国を務める来年のサミットに引き継ぐこと、(3)保健システム強化に携わる世界の諸団体が、その具体策について合意・連携し実施のための協力体制を構築すること、そして、(4)G8サミット自体が、国際保健の政策形成においてどのような形で、より積極的に触媒的な役割を果たしうるか探ること、の4点を目的としています。本活動において、武見研究会は、保健システム強化のためにさまざまな側面から実施されてきたイニシアティブを、「人間の安全保障」という枠組みのもとに統合・再構築する触媒の役割を果たすことを目指しております。 具体的には、2008年9月に上記の3つの政策分野をテーマに内外の22名の専門家からなるタスクフォースを組織し、多様なアクターの意見や視点を取り入れるため、国際保健分野の著名な研究者・実務家からなる国際諮問委員会を発足させ、第2フェ―ズの活動を開始しました。10月4日には、3つの論文の草稿を検討するために研究チームを中心にワ―クショップを開催し、さらに、報告・提言の内容を深め充実させることを目的に、11月3-4日に 「保健システム強化に向けたグロ―バル・アクションに関する国際会議」を東京で開催することになったものです。本会議では、国際保健分野に関わる国内外の多様なセクターの関係者約140名にご参加いただき、保健システム強化といぅ枠組みのもと、タスクフフォース3チームによる論文と、それに基づく総括報告・提言案について検討を重ねる予定です。これらを通して、保健システム強化に向けた具体的なアクションの提言を作成し、最終的な政策提言は、2009年1月を目処に日本政府に提出し、日本政府からイタリア政府に手渡される予定です。 当プロジェクトは、武見研究会を核に、(財)日本国際交流センタ―、外務省、厚生労働省、財務省、世界保健機関 (WHO)、世界銀行、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ロックフェラ―財団、世界工イズ・結核・マラリア対策基金等、日本および諸外国の官民パートナーシップにより実施されており、11月の国際会議開催にあたって、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、外務省、ロックフェラ―財団、WHO、世界銀行の資金助成を受けております。 |
|
|
copyright TAKEMI KEIZO office. All Rights Reserved.
|